鈴木教子
by naturanon natura ・color 代表
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あるクリスマスの夜
エステサロンおかあさんから素敵なメールが届いたので 感動をシェアしたいと思います(*^∀^*) ~あるクリスマスの夜~ その日 子どもが願ったのは・・・ あるところに、貧しい家庭がありました。 お父さんはクリスマスイブになると決まって、 おもちゃを子どものいる家に届けるおもちゃ会社のアルバイトをしていました。 すべての家に届け終わると最後に自分の家に帰ってきて、 もう寝てしまっている自分の男の子のためにプレゼントを枕元に置くのでした。 ある年、いつもと同じようにお父さんがアルバイトに出かけようとすると・・・ 『ねぇ、今年ぐらいは、家族で一緒にクリスマスイブの食事をしたりできないの?』 とお母さんが言いました。 毎年母親と二人でクリスマスの食事をする子どもをかわいそうに思って、 そう言ったのです。 お父さんは、お母さんの気持ちはわからなくはありませんでしたが、 ついつい、声をあげて怒鳴りつけてしまいました。 『誰のために、働きに行くと思っているんだ! 俺だって、家族で一緒に過ごしたいさ!』 男の子は、それを聞いていて、 『ケンカはやめてよ。ぼく、お父さんが帰ってくるまで起きているから』 と言いました。 テーブルには、豪華ではないけれど、 お母さんが心をこめて作った食事がならんでいました。 お父さんはごめんなという表情で仕事に出かけていきました。 さて、その年のおもちゃの配達もいよいよ終わりという時、 なんと、最後の一軒に配達するおもちゃが足りません。 残っているのは、自分の家の子どもにあげるためのクリスマスプレゼントだけです。 最後の一軒のおうちからは、子どもの声が聞こえてきます。 プレゼントのおもちゃが届くのを楽しみにしている様子です。 その声を聞いてお父さんは思わず、 自分の子どものためのプレゼントを手にとって玄関のチャイムを鳴らしました。 最後の一軒までクリスマスのプレゼントを届け終わりました。 家に帰ってきたのは、ずいぶん遅い時間。 お母さんは、さっきのことを謝り、用意しておいたスープを温めはじめます。 『やっぱり、もう寝たのか?』 『今年こそ起きている、ってがんばっていたんだけどね』 『そうかぁ・・・』 家に帰ってきたお父さんの手には、男の子へのプレゼントはありませんでした。 『実は最後の一軒で・・・』 お父さんはお母さんに、 プレゼントをもってくることが出来なかった理由を話しはじめました。 すると、 寝ていたはずの男の子がいつのまにか起きてきてその話を聞いていました。 『いいんだよ、お父さん。 あぁ、神さまはぼくにちゃんとプレゼントをくださった。 このテーブルでお父さんとお母さんとクリスマスの夜に一緒にお祝いができますように、 とお願いしたこと、 神さまは、いまこうやって、ちゃんと聞いてくださった・・・』 感謝。
by naturanon
| 2010-12-24 12:38
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